経済動向大予測2017

2017年が始まったと思ったら、あっという間に立春が過ぎ、月日の経過の早さに驚くばかりです。
さて、今年の大予測は、例年の予測に加え、占い師である林秀靜(りんしゅうせい)さんに監修をお願いし、より精度を上げていくことにチャレンジします!

特に、グローバル経済に大きな影響を持つ主要各国の動向については、その首長である人物の運気に左右されやすく(企業が社長の運気に左右されるのと同じ構造)、主要国の予測にトランプ大統領や習近平国家主席の運勢を取り入れたところが、今年の注目点になります。
ちなみに、林さん。政治や経済は門外漢ですが、個人の運気だけで先の大統領選を占い「運気だけならトランプ圧勝」という予測でした。

このように全く違う視点で政治や経済を予測するのも面白いものです。
それでは、自分自身の備忘録を兼ねて2017年を予想してみようと思います。

2017年の世界経済について

まず、世界経済については、英国のEU離脱决定やトランプ大統領誕生など、波乱続きだった2016年を、そのままの流れで始まったのが2017年。
就任したトランプ大統領は、選挙活動中の言動そのままに、大統領としての活動を開始していますね。
そして、その言動に振り回されるように、為替も株も落ち着かない動きが続いていて、何だか波乱含みの様相ですが、金融空間に精通したメンバーを閣僚に揃えるところを見ると、それなりにトランプ相場を演出するのではないかと思っています。
ある程度、ドル高に触れるのも覚悟しなければなりませんが、しばらくはご祝儀相場が続くと見ます。

一方、もうひとつの経済大国である中国はというと、今年は秋に共産党大会があり、権力闘争との兼ね合いもあって、大きな動きは取り難いでしょう。
つまりは、多少のリスク要因はあるものの、前半については、それなりに堅調に推移すると見ます。

ただし、後半については、かなり波乱要素が多いもの事実です。

一つは、トランプ大統領の「暴走」。一部では、議会制が機能するから問題ない、という論調を聞きますが、私にはそうは思えません。明らかに独裁者の資質を持っているし、行動が感情に大きく左右されるタイプだと思います。
国境紛争や貿易摩擦などの発生は、常に警戒しておく必要があります。

中国については、国内資産の海外流出や国境紛争問題はありますが、国内経済の舵取りはそれなりに上手く進めており、今年いっぱいは持つように感じていますが、共産党大会後は体制も固まっており、大きな舵を切りやすくなるので年末から来年にかけては警戒が必要です。

その他、EU諸国における政治イベントについては、波乱要因であることには変わりありませんが、英国のEU離脱决定やトランプ大統領当選で免疫ができてきているので、多少の波乱は上手く消化されるのではないでしょうか。

まとめると、前半安泰で、後半からリスク警戒する必要がある年だと思います。

2017年の日本経済について

次に日本経済について考えると、想定以上に、人口の移動が加速していくように思います。
首都圏(と言っても人気エリア偏重)や地方の大都市に人口が流入し、地方の過疎化が加速する動きです。
社会効率を高めるという視点では良い方向だとは思いますが、地方経済は抜本的な構造転換を求められるでしょう。
法規制の問題はありますが、規制を考慮しなければ、シェアリングエコノミーという発想は日本向きだと思います。

しかも、労働人口不足の問題も2016年後半には顕著(皆さんの会社も人材不足ですよね!?)になって来ていますので、自動化やロボットといった分野は、大きく成長する可能性を秘めていますね。
いつの時代もイノベーションの源泉は「需要過多」ですから。
労働問題が逼迫すればするほど、代替策としてのイノベーションが生まれるものです。

今年注目のトレンド

最後に、今年注目のトレンドについて触れておきます。

トレンド1・ビットコイン

トレンドの筆頭は、ビットコイン
昨年末の高騰で明らかになったのは、中国国内の資産流出の手段としてビットコインが活発に利用されているという事実。
その証拠に、中国の資産流出量とビットコインの価格が完全にリンクしているのです。このような流れは、為替の上下動が激しい新興国でも発生していくでしょう。
つまり、政治や経済が不安定になればなるほど、ビットコイン需要が発生するという環境になっていて、ビットコインの普及は時間の問題と見ます。
無論、ビットコインが独自で抱える問題点(処理量の問題等)に対する懸念はあるものの、需要が増えれば、解決されていくと思います。
業界でいうとフィンテック関連は、年内に成長の足がかりができるのではないでしょうか。

トレンド2・シェアリングエコノミー

そして、次なる注目は、先にも触れたシェアリングエコノミー
日本には、元々互助会や共済といった発想がフィットする国民性があるので、国内経済が横ばいもしくは微減が続いたとしても、その中で社会効率性を高めるサービスは普及すると思うのです。
カーシェアも民泊も大きく普及するチャンスでしょう。
老人介護と保育のシェア、リモートオフィスのシェア、過疎地における乗り合いや配送のシェアなど、日本独自のシェアリングエコノミーが生まれる土壌も多分にあります。
起業家が頑張って活躍しないといけませんね。

年末の振り返りを楽しみにしつつ、2017年がこれまで以上に素晴らしい年になるよう、自分にできることを精一杯やっていきたいと思います。

予測責任 谷本 勲
監修 林秀靜


林秀靜プロフィール

命理学研究所代表/中国卜筮星相学研究家。
専門は中国卜筮星相学全般。
「八字」「紫微斗数」「卜卦」「風水」「面相」「手相」「姓名判断」など五術全般を専門とする。